ニュースNEWS
プロパティデータバンク・建設通信新聞共催 オンラインセミナー開催
不動産業界におけるデータサイエンスの現在と未来
~基調講演 一橋大学大学院 清水教授~
プロパティデータバンク株式会社(代表取締役社長:武野 貞久、本社:東京都港区、以下、当社)は、建設通信新聞(株式会社日刊建設通信新聞社 代表取締役社長:和田 恵、本社:東京都千代田区)と共催で、WEBセミナー「不動産業界におけるデータサイエンスの現在と未来」を7月28日(金)13:00から開催いたします。
開催趣旨
不動産テック、不動産DXが注目を浴びて数年、一部の技術導入は進みつつある一方で、過去からの慣習やかかわる事業者や業務が多岐にわたることから、サービスが乱立
し、その連携が思うように進んでいないのが現状です。これからの不動産業界においては、不動産データを活用した戦略的な事業計画、効率的な建設や修繕に加え、収益性や事業性を最大化する運用、維持管理へと変化を求められています。
当社の中期経営計画では、「企業等が保有する不動産資産の『取得・管理運営・売却』の一生涯をあらわす『不動産 WHOLE LIFE』を『@プロパティ』でフルカバーし、顧客の不動産資産の一生涯に寄り添い、事業を根幹から支える『不動産DXプラットフォーム』を目指す」ことを掲げておりますが、この不動産の一生涯を、業態や事業会社により業務を分断されることなく、データの利活用でつなげていきたいと考え、学術的な観点から事業観点まで、様々な視点でのデータ活用の現状と未来を考えてまいります。
【開催概要】
日時:7月28日(金)13:00~15:00
会場:オンライン(事前登録制)
参加費:無料
申し込みサイト:
https://property-dx.com/forum-2307/
【セミナーの内容】
■セッション1:基調講演 「不動産業界におけるデータサイエンスの最新潮流」
一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科教授 清水 千弘氏
データサイエンスやAIといった分野は現在のビジネスにおいては最注目分野であるが、学術的な側面では過去から取り組まれてきたデータ解析の発展形。同分野において学術的な側面では日本を代表する一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科清水教授に、現在のデータサイエンスやAIにおける学術的な側面での最新潮流について解説を頂くとともに、今後のビジネス展開における課題についても言及いただく。
1967年 岐阜県大垣市生まれ。
東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程中退,東京大学大学院新領域創成科学研究科博士(環境学)。麗澤大学経済学部准教授・教授,ブリティッシュコロンビア大学経済学部,シンガポール国立大学不動産研究センター,香港大学建設不動産学部客員教授,日本大学教授,東京大学空間情報科学研究センター特任教授を経て,現職。また,財団法人日本不動産研究所研究員,リクルート住宅総合研究所主任研究員,リクルートAI研究所フェロー,キヤノングローバル戦略研究所主席研究員,金融庁金融研究センター特別研究員なども歴任した。専門は,指数理論・ビッグデータ解析・不動産経済学・スポーツデータサイエンス。
■セッション2:「国内外プロップテックの最新事例」
野村総合研究所 未来創発センター デジタルアセット研究室長 谷山 智彦氏
国内の不動産業界においてはDX化のニーズが強いと言われている一方、一部のサービスでは淘汰も始まりつつある。米国をはじめとする諸外国でもプロップテックは日進月歩の動きが続いており、注目すべきトレンドも出始めている。グローバルのプロップテック業界においては、現在どのような潮流となっているのか?今後、注目される分野はどこなのか?不動産DX研究の第一人者である野村総合研究所未来創発センター デジタルアセット研究室長 谷山 智彦氏と、プロパティデータバンク代表取締役会長 板谷が共に探る。
2002年慶應義塾大学総合政策学部卒業、2004年同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、2010年大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。2004年に株式会社野村総合研究所に入社後、主に不動産・インフラ分野に関する調査研究及びコンサルティング業務に従事。2017年11月よりケネディクス株式会社との合弁会社であるビットリアルティ株式会社の取締役に就任し、2019年1月にオンライン不動産投資プラットフォームbitREALTYを立ち上げ。2020年3月より同社取締役副社長として不動産分野におけるデジタル戦略を推進し、2023年4月より現職。
<モデレーター>
プロパティデータバンク株式会社 代表取締役会長・早稲田大学 大学院創造理工学研究科 客員教授 板谷 敏正
1989年、清水建設株式会社入社。エンジニアリング事業部門にて活躍後、2000年に社内起業家公募制度を活用しプロパティデータバンク株式会社を設立。不動産管理向けクラウドサービス「@プロパティ」を開発・リリース。2018年に東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たす。
現在はプロパティデータバンク代表取締役会長を勤める傍ら、早稲田大学 大学院創造理工学研究科 客員教授の顔も持ち、学術・ビジネス両面から不動産管理を追求する。
■セッション3:「データ利活用の現在地」
不動産業界におけるデータ利活用は、未だ旧態依然の状況の会社もある一方、既に様々な取り組みをしている企業もあり混沌としているように思われる。テクノロジーの進化、および市場・社会構造の変化による自動化・効率化のニーズが高まる中、先端的な取り組みをしている各社と、不動産におけるデータ活用の現状と、未来的なビジョンを整理する。
RESTAR株式会社 Product Manager 和田 恵氏
大学を卒業後、三菱UFJモルガンスタンレー証券にて、REITの公募増資・IPO支援業務を経験。その後、プロロジスにおいて私募ファンド組成、収益物件の新規取得・売却業務に従事。2022年よりRESTARにProduct Managerとして参画。
株式会社荒井商店 取締役 技術本部長兼技術マネジメント部長 清水 浩司氏
一級建築士 宅地建物取引士 認定登録医業経営コンサルタント
日本大学生産工学部建築工学科卒業後、㈱伊藤喜三郎建築研究所に勤務し、ターンキー型CADシステム(米インターグラフ)の導入を担当する。㈱ARX建築研究所の創立時メンバーとして事務所内のIoT環境構築、CADシステム導入に携わり、設計業務の傍ら専門誌にCADソフトウェア等の評価を寄稿、展示会やセミナーでの講師活動を行う。
その後、設計事務所勤務、不動産ディベロッパー勤務を経て、現在はテナントビルの開発・賃貸、高齢者向け福祉施設運営等を主業とする㈱荒井商店の取締役 技術本部長兼技術マネジメント部長として主に不動産開発、所有不動産の管理運営に携わる。
JR東日ビルテック株式会社 スマートFM推進部長 美馬 正英氏
1994 年 東日本旅客鉄道株式会社入社、首都圏エリアを中心に駅施設等の設備管理業務に従事。2022 年 10 月より JR 東日本ビルテック株式会社に出向、現職。ビッグデータ、IoT、AIの活用推進など、FM業務を通じたデジタルトランスフォーメーション(DX)を担当。
三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部 事業グループ 兼 一般社団法人UDCKタウンマネジメント コミュニケーション部 小林 悟氏
2011年入社。経理部、三井不動産レジデンシャル出向を経て、2019年度より現職。
柏の葉スマートシティモデル事業の推進やエリアマネジメント事業等を担当。
【本件のお問い合わせ先】
東京都港区浜松町1丁目30番5号 浜松町スクエア (受付6F)
プロパティデータバンク株式会社 担当:広報 須田
電話番号:03-5777-4651 Email:a-suda@propertydbk.com